祝・ユネスコ無形文化遺産登録!「男鹿のナマハゲ」

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「泣く子はいねがー、親の言うこど聞がね子はいねがー」
「なまはげ」と言えば、恐ろしい風貌に加えて手には出刃包丁を掲げ大声で叫ぶ。言葉だけ聞けばとても怖いですね。
実際は秋田県男鹿半島を中心に伝わる風習で、大晦日の晩、それぞれの集落の青年たちがなまはげに扮して、「泣く子はいねがー、親の言うこど聞がね子はいねがー」「ここの家の嫁は早起きするがー」などと大声で叫びながら地域の家々を巡ります。
男鹿の人々にとって「なまはげ」とは、年の節目にやってくる神様です。迎える家では、昔から伝わる作法により料理や酒を準備して丁重にもてなします。
昭和53年「男鹿のナマハゲ」として重要無形民俗文化財に指定されました。そして2018年11月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録が決まりました。


いつでも「なまはげ」を堪能できる!
男鹿市内のなまはげ行事は、かつて小正月に行われていましたが、現在は12月31日の大晦日に行われています。
怖いけど、怠け心を戒め、無病息災・田畑の実りをもたらす神様「なまはげ」を知りたい!会いたい!という方にお勧めなのは「なまはげ館」隣接する「男鹿真山伝承館」でいつでも「なまはげ」のすべてにふれられます。
名称: | なまはげ館 / 男鹿真山伝承館 |
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所在地: | 男鹿市北浦真山字水喰沢 |
営業時間: | 8:30 - 17:00 |
お問い合わせ: | 0185-22-5050 |
※なまはげ体験は時期により開催日・開催時間が異なります。
※料金・詳しいお時間などは直接施設へお問い合わせください。

観光の拠点は秋田市内が便利です!
秋田県の観光拠点にぜひ秋田市内にある当館からお出かけください。 アクセスは、当館からお車で約一時間、電車や新幹線でお越しの方は予約制の乗合タクシーが便利です。
詳しくは、秋田エアポートライナー(http://akita.airportliner.net/jp/)をご確認ください。
